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2023年12月26日 04:56

Unity、PowerVaultとWindowsのケーブル直結時のディスクロード バランシング ポリシーについて

組み合わせ①

ホスト:Windows Server 2022

ストレージ:Unity XT 380

接続方法:FC直結(コントローラから1パス、計2パス)

組み合わせ②

ホスト:Windows Server 2022

ストレージ:PowerVautl ME 5012

接続方法:SAS直結(コントローラから1パス、計2パス)

上記構成で構築を行う予定です。

E-Labの「Host Connectivity Guides-Microsoft Windows」を確認した所、

MPIOで管理しているディスクはロード バランシング ポリシーを変更できると記載されているのですが、推奨設定に関しては確認できませんでした。

上記構成の場合どのロード バランシング ポリシーを選択するのが推奨(もしくは基本)なのでしょうか。

Community Manager

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4.9K メッセージ

2023年12月27日 03:47

組み合わせ①

ホスト:Windows Server 2022

ストレージ:Unity XT 380

接続方法:FC直結(コントローラから1パス、計2パス)

Dell Technologies Host Connectivity Guide for WindowsのP.31から始まるPath management in MPIOセクションで

Usually, the default policy is suitable for your I/O load needs.

Dell Technologies does not requires a specific load balance policy for any environment, and customers can change their load balance policies to meet their environment's needs.

などと記載があるので、最初にWindowsのMPIOがデフォルトで選択したポリシーを利用すれば大丈夫だと思いますが、今回はそれぞれのコントローラーにパスが1本しかなくRound Robinを選択する理由がないので、Fail Over Onlyが適しているケースが多いでしょう。

 

組み合わせ②

ホスト:Windows Server 2022

ストレージ:PowerVautl ME 5012

接続方法:SAS直結(コントローラから1パス、計2パス)

こちらに関してはESXiホストに関する情報しかなく、Windowsホストに関するパスポリシーに関して書かれているものは見つけることが出来ませんでした。

とはいえ、How to attach a Windows host to a SAS HBA PowerVault ME5 systemという動画内でも特にMPIOの設定を変更していないので、上記Unityと同様に特に変更する必要がない(デフォルトで選択されているポリシー利用)と考えてよいでしょう。また、SAS接続もそれぞれのコントローラーにパスが1本なので、実際のところFail Over Onlyが適していると思います。

1 Rookie

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73 メッセージ

2023年12月27日 07:31

@Uehara Y さん

回答ありがとうございます。

知識不足で申し訳ないのですが、聞きたいことが一つ。

[Fail Over Only]のポリシーの説明に以下の説明が記載されていました。

「The active path is used for sending all I/O.」

Unityはボリュームに関するI/OがオーナーになっているSPから発生すると思うのですが、SPA,Bそれぞれに対象ホストにアクセスするボリュームがある場合、

・SPAがオーナーのボリューム→SPAから接続しているパスがアクティブパス

・SPBがオーナーのボリューム→SPBから接続しているパスがアクティブパス

として処理されますでしょうか。

それともポリシーの説明通り、方パスしかI/Oの送信ができない為、ボリュームのオーナーを片寄にする必要があるのでしょうか。

Community Manager

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4.9K メッセージ

2023年12月28日 02:42

・SPAがオーナーのボリューム→SPAから接続しているパスがアクティブパス

・SPBがオーナーのボリューム→SPBから接続しているパスがアクティブパス

として処理されますでしょうか。

はい。そのように両方のSPが同時に(独立して)動作して処理されます。

ALUAストレージの場合は、問題が発生していない通常時には優先パス(Preferredパス)群だけを利用して、片方のSPからLUNへアクセスを行います。
つまりLUNの設定でオーナーをSPAにした場合はSPA側のパスが優先パスになるためにSPAだけを利用、SPBにした場合は同様にSPBだけを利用ということになるので、ホストからそれらのSPに対して設定されている優先パスが全て「active path」となり、全てのIOにはactive path群のみが利用されます。
(上記は各SPに複数パスを設定=ホストからは合計4パス以上を設定している環境を前提に記載していますが、今回のkeijirouさんの環境では単一パスで合計2パスなので、「群」という単語を抜いて読んでください)

もしも優先パスに問題が発生してIOが出来なくなると、MPIOがそれを検知して自動で非優先側のパスを利用してIOを行うようになります。このような場合には、片方のSPに対して優先パスを利用したアクセス(ホストからのIOパスが変更されていないアクセス)と非優先パスを利用したアクセス(問題発生のためにホストからのIOパスが変更されたアクセス)が集中することになります。

 

ボリュームのオーナーを片寄にする必要があるのでしょうか。

ボリュームのオーナーを片寄にすると全体のリソースを有効活用出来なくなるので、SPAとSPBに振り分けるようにしてください。

1 Rookie

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73 メッセージ

2023年12月31日 07:58

@Uehara Y さん

回答ありがとうございます。

頂いた情報を参考にし、設計させて頂きます。

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