2016年3月14日
デル株式会社

デル、LyncSkype for Business 向けWyseシンクライアントと
短時間でCitrix XenDesktop構築を実現するVDIソリューションを提供開始

 

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下、デル)は、クラウド・クライアントコンピューティング・ポートフォリオに、新たに2つのソリューションを追加したことを発表しました。これらは新規および既存のシンクライアント・ユーザーのコミュニケーション環境の生産性を最適化すると共に、より容易で速く、高いコスト効率でCitrix環境を構築し、運用を可能にします。高度にセキュアなシンクライアント・ソフトウェアの最新版である「Wyse ThinOS 8.2」がそのひとつで、Citrix HDX RealTime Optimization Pack 経由でLync 2015 (UIモード)向けにLync 2010、Lync 2013、Skype for Businessクライアントを提供します。もうひとつは、革新的な仮想デスクトップインフラストラクチャー(VDI)アプライアンス「Dell Appliance for Wyse – Citrix」の最新バージョンです。小規模の導入から、Citrix XenDesktopを使用する場合には最大5,000ユーザーまで拡張可能な2Uモジュール内にCitrix環境の構築に必要なサーバ、ストレージ、ネットワーク製品をシンプルに統合しています。

デルはこれらのソリューションを通して、さまざまな用途での仮想デスクトップインフラストラクチャーの採用を促していきます。また、大小かかわらずあらゆる規模のお客様にとってCitrixアーキテクチャで事業を管理運営していくのにVDIが優位性の高いオプションであることを強調しています。いずれのソリューションも今年1月にラスベガスで開催されたCitrix Summit 2016でデルのブースに展示され、デルやデルのパートナーから入手が可能です。

Dell Wyse ThinOS 8.2によるユニファイドコミュニケーションの接続性
「Dell Wyse ThinOS 8.2」は、高性能かつ管理性に優れたデスクトップ仮想化プロトコルを提供し、数百万台のシンクライアントにインストールされた安全性の高いウイルス攻撃されないシンクライアント・ソフトウェアの最新版です。Microsoft Skype for Business、Lync 2010、Lync 2013をサポートするCitrix HDX RealTime Optimization Pack 1.8は、新しいThinOS 8.2と共に使用可能で、最適化されたアーキテクチャにおいては、クリアで高解像度の音声・ビデオ会議を実現します。利用者は、他のLyncやSkype for Businessのユーザーはもちろんのこと、異なる規格のビデオ・デスクトップや会議室のマルチポイント・コントロール・ユニット(MCU)システムとも、ビデオ会議および電話会議にシームレスに参加できます。加えて音声・ビデオ処理は、サーバからエンドユーザーのデバイスや端末にオフロードされ、サーバやネットワークの拡張性に大きな影響を及ぼさずに音声・ビデオ画像の品質を最適化します。

デルWyse ThinOS 8.2ファームウェアの特長

  • ユニファイドコミュニケーションの接続性 : ThinOS 8.2に含まれるLync向けCitrix HDX RealTime Optimization Packは、Lyncサーバ、Lyncクライアント2010/2013、Lync 2015 (UIモード)のSkype for Businessクライアントをサポート
  • セキュリティ向上 : オペレーティングシステムはAES採用のTLS 1.2向けサポートを含め、セキュリティと暗号化方式をアップデート。加えて、安定性の高い802.1x有線および無線認証セキュリティ・プロトコル・スイートをサポート
  • 下位互換性と延長プロダクトサポート :  Wyse 5010/7010/5040 AIO with ThinOS、Wyse 5010、5040 AIO with PCoIPを含む数百万にのぼる既存のデルWyseシンクライアントにインストールが可能

Citrix製品で構成するVDIを短時間で容易に構築、小企業向け拡張性も向上
今回発表されたDell Appliance for Wyse – Citrixは、ロバスト(堅牢)なデスクトップ仮想化アプライアンスに対し、新たに拡張性を加えています。このアプライアンスは現在、5,000ユーザーまで拡張可能で、小規模企業がCitrix XenDesktopを購入し、活用、拡大、そして管理をする場合に最も容易な導入方法のひとつです。大企業においても、CitrixベースのVDI環境を実証する(PoC)場合や、大規模導入に先駆けてパイロット環境を構築する場合に理想的なプラットフォームの選択肢となります。VDIアプライアンスは、基本的なIT管理およびエンドユーザーサポートスキルを備える担当者が、短時間でのアプライアンス基本設定や、Citrix環境内でアプライアンスあたりわずか2時間でのデスクトッププロビジョニングおよびインストールを完了することを可能にする「クイックスタート・ツール」を企業に提供します。刷新されたこのソリューションは、企業や学校においても、まず小規模からスタートし、既存のITゼネラリスト・スタッフ(情報システム部門)が管理を続けながら、容易に拡張型インフラのインストールを実現するのを支援します。

ソリューションの主な特長

  • シンプルさ : 計画、発注、インストール、運用、管理が容易で、VDIプログラムを短時間かつ簡易に実装可能
  • スケーラビリティ : 一台のアプライアンスから始めて、最大5,000ユーザー規模まで拡張可能
  • 異機種環境のユーザー : ベーシック、アドバンス、プロフェッショナルのいずれのユーザーもサポートし、また同一のアプライアンス内でどのエンドポイントにもコンパチブルに対応
  • エンドツーエンド・ソリューション : VDIエンドツーエンド・ソリューションに最適なCitrix HDX テクノロジーをサポートし、Dell ProSupport*1付きのWyseシンクライアントで構成可能
  • 高いコスト効率 : 企業はシングルサーバのアプライアンスの購入から始められ、1ユーザー当りXenDesktop共有セッションで5~6万円から、従来型の仮想デスクトップでは、6~ 7万円から実現

パートナーからのエンドースメント
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 マーケティング本部長 高沢冬樹 様
「Wyse ThinOS 8.2」および「Dell Appliance for Wyse – Citrix」提供開始の発表を歓迎します。仮想デスクトップの導入においては、小規模ユーザーから順次ユーザー数を拡張するという傾向があり、特に中規模や小規模の企業や組織での導入においては、それらのニーズに対応できるソリューションが求められています。Dell Appliace for Wyse –Citrixにより、お客様はCitrix XenDesktopのVDI環境を容易に構築し、ニーズに合わせて拡張していくことができます。より多くの中規模および小規模の企業のお客様にXenDesktopの仮想デスクトップ環境を利用いただき、お客様のビジネスの成長、セキュリティおよび生産性の向上に役立てていただけるものと期待しています。

 【注釈】
*1 : Dell ProSupportのアベイラビリティと条件は地域により異なります。
詳しくはDell.com/servicecontracts/global(英語)をご参照ください。