2017年5月31日

 デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

Dell EMCITトランスフォーメーションに不可欠な

オープン ネットワーキングの新製品を発表

 

ニュースの概要:

  • 最新のアナリスト調査レポートから、オープン ネットワーキング モデルのTCO(総所有コスト)は非オープン モデルの53%であることが判明
  • 業界初の25GbEをサポートするオープンネットワーキング トップオブラック(以下、ToR)スイッチが、スイッチングの最高速度を更新 - 10GbEスイッチによる構成と比較し2倍以上のインラック スループットを実現
  • Dell EMC初となる、統合ストレージ ネットワーク スイッチング用に最適化したオープン ネットワーキング プラットフォーム - 16Gb/32Gbファイバーチャネルをサポート
  • 電力効率とコスト効率に優れた、中小企業向けの新しいオープン ネットワーキング スイッチ ファミリーにより、ワークフォース トランスフォーメーションを支援

 

2017年5月31日、東京発

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ )は本日、Dell EMCの新しいオープン ネットワーキング製品を発表しました。これらの製品によって、企業はIT運用環境のトランスフォーメーション(変革)を推進し、ITコストを削減しながら迅速にROI(投資対効果)を高めるとともに、新しいデジタル機能を提供することが可能になります。

 

企業が競争力を維持し続ける上で、デジタル トランスフォーメーションは不可欠です。デジタル トランスフォーメーションのプロセスの論理的な最初のステップがITトランスフォーメーションで、データセンターのモダナイズ(最新鋭化)、生産性の自動化、運用モデルの変革を行います。現状への影響を抑えながら、ビジネスおよび顧客の変化するニーズへ低いコストで迅速に対応するための鍵となるのが、柔軟なネットワーク アーキテクチャです。

 

最近、ACG Research社は、全米に展開しているサービス インフラストラクチャでネットワーク機能仮想化(NFV)モデルの広範な分析とテストを実施した大手一次サービスプロバイダに関するTCO(総所有コスト)レポートを発表しました(Dell EMCが一部費用を提供)。この一次サービス プロバイダは、サービスを提供するPOD *の主要素の実装基盤として、モジュール形式の拡張可能なオープン デザインを採用しました。本TCOレポートの結果は、次の通りです。
* POD = 迅速な実装とレプリケーションのための一定の大きさのインフラストラクチャ単位。

  • 本サービス プロバイダの構成環境における「オープン アーキテクチャPOD(OAP)」の5年間の累積TCOは、「固有の技術に対して緊密にバンドルされたPOD(TBP)」の累積TCOに対して53%であった
  • OAPの設備投資はTBPよりも47%少ない
  • OAPの5年間の運用コストはTBPの57%であった
  • OAP環境での新しいアプリケーションやサービスの創出に要する期間は平均で3分の1
  • このようなメリットが実現した理由 - コンポーネントのハードウェアとソフトウェアのデザインのオープン性、オープン スタンダードをベースにした広範な自動化、標準のアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)および情報モデルの利用によるメリット

 

オープン ネットワーキング ポートフォリオを拡張 パフォーマンスの向上と継続コストを削減

  • オープン ネットワーキングのパイオニアであるDell EMCは、ネットワーク オペレーションをより柔軟かつプログラミング可能にし、管理しやすくするという、ソフトウェア デファインド ネットワーキング(SDN)のメリットを提供します。俊敏かつプログラミング可能なネットワークはIT運用の変革に向けた重要な要素であり、データセンター内の常に変化する業務ならびにその負荷へ対処することができます。
  • 新しい「S5100-ON シリーズ」スイッチは、業界初の25GbEオープン ネットワーキング スイッチとして、インラック コネクティビティで10GbEスイッチの2倍以上のスループットを提供します。「S5100-ON」は、25GbEをネイティブにサポートしているDell EMCの第14世代「PowerEdge」サーバ(近日発表予定)に適しています。また、100GbEファブリック コネクティビティ用に設計されている100GbEアップリンクが、ラック間のネットワーク トラフィック(East-Westトラフィック)を促進します。アプリケーションとサービスのパフォーマンスを最大化したいと考えているWeb 2.0サービス、エンタープライズ サービス、クラウド サービスの各提供事業者に最適なソリューションです。
  • 新しい「S4100-ON シリーズ」スイッチは、多機能型のデータセンター向けオープン ネットワーキング ToRスイッチです。高密度の10GbEファイバー/カッパーネットワークや8/16/32Gbpsファイバーチャネルネットワークをサポートし、サーバとラック内の集約されたLAN(ローカル エリア ネットワーク)ならびにSAN(ストレージ エリア ネットワーク)の通信に最適化されています。すべてのスイッチには、ラック間通信用に高い性能を発揮する100GbEアップリンク ポートが搭載されています。S4100-ONシリーズの一つである「S4148U」は、Dell EMCの業界をリードするストレージ ソリューションを接続する、イーサネットおよびファイバーチャネル トラフィックの両方を対象とした新しい統合型スイッチです。LAN/SAN運用環境のさらなる統合を求めるユーザー向けに、32GbファイバーチャネルをサポートしたDell EMCの初のオープン ネットワーキング スイッチとして、制約の多かったファイバーチャネルの接続性を高めます。「S4148U」ならではのユニークな設計によって、ToRにイーサネットとファイバーチャネルスイッチングを同時に利用できるスイッチハードウェアとして導入することができ、ファイバーチャネルオーバーイーサネット(FCoE)を用いることでLAN/SANを同一環境として統合することも可能になります。

 

「S5100-ON」スイッチおよび「S4100-ON」スイッチは、Dell EMCのネットワーキング オペレーティング システムの新フラグシップ製品「OS10 Enterprise Edition」とともに標準出荷される最初のスイッチ製品です。「OS10 Enterprise Edition」は、Linux FoundationおよびOpen Compute Projectのオープンソース テクノロジーを基盤にしており、モジュール形式のプログラミング可能な次世代ネットワーク オペレーティング システムです。従来のネットワーキング環境とDevOps環境との両方をサポートできるように設計されています。

 

「OS10 Enterprise Edition」パッケージは、レイヤ2およびレイヤ3ネットワーキング機能を提供しますが、ユーザーは異なる環境に合わせて本ソフトウェアを簡単にカスタマイズできます。ユーザーは、追加のオープンソース機能の統合やサードパーティLinuxアプリケーションの追加、またLinuxツールやDevOpsツールを使用して自社独自のソフトウェアを開発することができます。

  • 新しい「N1100-ONシリーズ」スイッチは、電力効率とコスト効率に優れたキャンパス環境向けのスイッチ ファミリーです。数多くのファンレス スイッチ(ハーフワイド オプション/フルワイド オプション)、Power over Ethernet(POE/POE+)および非POEバージョン、10/100/1000Mbpsから1/10GbEまでを網羅したポート構成を提供します。「N1100-ONシリーズ」スイッチは、Aerohive社のHiveManager NGと組み合わせて使用できるように設計されています。HiveManager NGは、クラウド ベースの次世代管理ソリューションで、有線/無線両方のエンドユーザー アクセスを大幅に簡素化し、パブリック/プライベート クラウドにエンタープライズ レベルの管理性をもたらすことで、ネットワーク コンバージェンスの新たな標準を設定します。

 

新しい「N1100」スイッチは、エンドユーザーがいる場所やアクセス ポイントの設置場所に関係なくどこでも接続することができるようにする「ワイヤレス優先」のワークスペースづくりを促進しIoTへの新たな取り組みやワークフォース トランスフォーメーションをサポートします。「N1100」スイッチは、中小規模のビジネス環境に最適で、最近発表した大規模キャンパス環境向けの「N3100-ON」および「N2100-ON」スイッチを補完します。「N3100-ON」および「N2100-ON」スイッチは、新たに出現している2.5GbE/5GbE高速キャンパス ネットワーキング向けに最適化されているマルチギガビット オープン ネットワーキング スイッチで、エンタープライズ環境における次世代無線LANインフラストラクチャをサポートします。

 

ネットワーキング ソリューションの迅速な立ち上げをサポートする新しいDell EMC Services

テクノロジーおよび業界固有の要件に対するエキスパートとの戦略的なパートナーシップにより、ITトランスフォーメーションおよびワークフォース トランスフォーメーションの加速を支援します。IT部門は、ベスト プラクティス、ツール、信頼できるパートナーからのサービスを利用することで、トランスフォーメーションの初期タスクをより効果的に実行しながら、エンタープライズ環境で最も大きな差別化を実現できる部分に資源と人材を集中させることができます。

 

NFV Advisory Services」は、次のサービスを提供します。

  • ワークショップを通じて、顧客の基本要件を調査してインフラストラクチャ ソリューション導入におけるデザイン上の推奨事項を提案
  • 技術検証により、オペレーターのインフラストラクチャおよび運用環境、また仮想化ネットワーク ノードの導入に対する準備状況の詳細なオンサイト評価を実施
  • ROIアドバイザリ サービスが、最終的にNFVとSDNのトランスフォーメーションにつながる、財務面における主要な影響・効果を詳細に分析

 

新しいコンサルティング サービス「IoT Technology Advisory Service」では、IoTデータ(センサー、ビーコン、携帯電話、ウェアラブル、コネクテッド デバイスなど)を活用するために必要となる主な機能とアーキテクチャを判断するためのサポートを提供します。これらの情報を活用することで、主要な運用プロセスの最適化、コンプライアンスおよびセキュリティのリスクの低減、新たな収益獲得機会の発見、より魅力的なカスタマー エンゲージメントの創出といった取り組みを推進できます。

 

価格と提供について

■価格:

  • 「Dell EMC S5100-ONシリーズ」:未定
  • 「Dell EMC S4100-ONシリーズ」:未定
  • 「Dell EMC N1100-ONシリーズ」:未定

 

■提供開始時期

  • 「S5100-ONシリーズ」:2017年8月~10月に提供開始予定
  • 「S4100-ONシリーズ」:2017年8月~10月に提供開始予定。一部モデルは、年度内に順次追加提供開始予定
  • 「N1100-ONシリーズ」:2017年8月~10月に提供開始予定
  • 「NFV Advisory Services」:は、2017年5月~7月に提供開始予定
  • 「IoT Technology Advisory Services」:提供開始済み

 

■写真:

「Dell EMC Networking S5100-ONシリーズ S5148F-ON」:

https://japan.emc.com/images/about/photo-library/product/s5148fon_les_lf_201706.jpg