サーバー仮想化のパフォーマンスを知るための2つのパフォーマンス結果を2つご紹介いたします。1つ目は、仮想化ベンチマークとして有名なVMmark 2を利用した結果です(こちらのBlog)。こちらはタイル(1タイル=6仮想マシン)ベースのベンチマークです。2つ目は、仮想化上でのOLTP評価として、「DVDストア」というeコマースサイトを想定したベンチマーキングツールを利用して評価した内容です(本Blog記事)。この「DVDストア」はオープンソースとして、linux.dell.com上に公開されており、デル社内では豊富な実績があるツールです。お客様の実際の環境で、最新のPowerEdgeサーバーがどの程度仮想化パフォーマンスを向上させるのか、この2つの記事からお確かめください。
このブログは、US Techcenterの翻訳です。(原文はこちら)Don Hoffmanの投稿です。
デルは最新の12世代 PowerEdgeサーバーを発売開始しています。この最新製品は仮想化のパフォーマンスや管理性、効率性の様々な点を向上させています。特に12世代 PowerEdgeは、仮想化環境に最適化された設計を行い、1世代前のデルサーバーと比較して2倍のプロセッシングスピードを提供しています。
この事から次の質問をいただきます:
実際このパフォーマンスの向上はどのように見え、仮想化されたワークロードにどの程度の向上を期待できますか?
最近私がパフォーマンス調査を行ったPowerEdge R720と前世代のPowerEdge R710間の結果が、この質問に役立つはずです。仮想化されたSQL OLTPワークロードを利用して、パフォーマンス、電力効率と仮想マシンの各システムがサポートできる最適な数を測定しました。
あなたの会社が、DVDを販売している会社と想定してください。あなたのWebサイトでは同時に200万ユーザーが利用し、製品情報を取り出し、アカウントを作成し、個人情報を記入し、そしてセキュアなポータルサイトで支払いをしています。これが調査時に利用した「DVDストアベンチマーク」のシミュレーションです。テスト対象のサーバーは、Webストアのフロントエンドを持ち、全ての製品とユーザー情報をバックエンドのデータベースに格納しています。DVDストアでは、パフォーマンスを測定する指標として、分あたりの総受注数(Order per Minites: OPM)を使用します。
この調査では、DVDストアの複数のインスタンスは、VMware ESXiを使用してワークロードを仮想化し、完全に各サーバーを飽和状態で実行されています。対象のシステムが最適な負荷に到達するまで仮想マシンの数は増加します。PowerEdge R720のフルロードは、16の仮想マシンでした。仮想マシンが6つであったPowerEdge R710と比較すると、飽和限界が167パーセント高くなっています。
以下は、この調査のパフォーマンス結果です。PowerEdge R710をかなり上回る結果だけではなく、フルパフォーマンス状態でより多くの仮想マシンを実行することができました。
PowerEdge R720は、各仮想マシンのパフォーマンス向上はさておき、より多くのコア数とプロセッシングコアの向上により、167%多くのスケーラビリティを提供しました。PowerEdge R720では、OPMでは53%向上しました。
電力効率(Performance per Watt)
PowerEdge R720はより協力なパフォーマンスサーバーというだけではなく、効率性の高いサーバーです。全体のパフォーマンスを使用電力量で割った際、PowerEdge R720はより多くの仮想マシンを実行しているにも関わらず、PowerEdge R710の26%も効率的でした。
PowerEdge R720は前世代のサーバーより、性能、キャパシティ、電力効率が大幅に向上しています。仮想化は様々なワークロードに利用できるインフラストラクチャですが、このWebストアの例でわかるように、第12世代のPowerEdgeは本当に仮想化に適して開発されたプラットフォームです。
この調査結果が、皆様のお役に立てることを心より望んでいます。より詳しい方法論と、調査結果のホワイトペーパーは、以下からご確認いただく事が可能です。
皆様はどんなワークロードを、仮想環境で動作させる予定ですか?皆さんの仮想環境にどんなワークロードを最適化して配置させる予定ですか?是非、コメント欄にお聞かせください。
第12世代 PowerEdgeサーバーは、全世界17か国、日本のお客様も含め7,700社を超える企業顧客の声を反映し、スペースあたりの性能向上および高集積化、そして柔軟性と運用効率を向上しています。以下のセミナーで、最新のPowerEdgeをご紹介いたしますので、是非ご参加ください。