ブレードの運用にあってネットワークの管理を行う一つの解決策になる製品がリリースされました。”PowerEdge M I/O Aggregator”です。

IOaggregator

ブレードのI/Oモジュールの中で、①パススルーモジュールを利用して、上流のスイッチに1ポートづつネットワークをつなぐことで、管理は簡単に外部のスイッチを利用して行えましたが、このアプローチでは、ケーブル数が多くなっていました。また、②ネットワークIOモジュールのスイッチを利用すると、外部への接続をするケーブル数は節約できましたが、サーバ管理者がネットワークスイッチの管理を行うことになり、ネットワーク担当者が個別に居るデータセンターでは管理があいまいになっていました。

PowerEdge M I/O Aggregator(IOA)は、そのあいまいさを解決し、サーバ管理者とネットワーク管理者の立場をはっきりさせます。



IOAは、32の内部ポート、外部8ポート(2x QSFP+)の10GbEポートを提供し、2つのFlexIOモジュール(オプション)を拡張することができます。 FlexIOモジュールは、① 2x QSFP+(8x 10GbE)、② 4x SFP+ (4x 10GbE)、③ 4x 10G Base-T (4x 10GbE)の3種類が提供されます。 Force10のFTOS搭載。

 

IOAは、ToRスイッチからのDCBxプロトコルを介することで、iSCSI DCBやFCoEについては、設定要らずの設計がされています。DCB (PFC, ETC, DCBx)をサポートし、iSCSI TLVに対応しているEqualLogicやCompellentとのConverged iSCSIの接続、FIP SnoopingブリッジとしてFCoEをサポートしています。YouTubeに製品担当者のビデオが掲載されています。(YouTube: Using the IO Aggregator for Converged Networking : 英語)また、米国のTechcenterにQuick Referenceがありますのでご覧ください。(技術資料: PowerEdge M I/O Aggregator Configuration Quick Reference 英語)

 

IOAは、マルチベンダーのネットワーク(ToRスイッチ)にプラグアンドプレイで接続することができ、また、追加設定で全てのポート上のVLANを設定・管理することが可能です。

  

I/O Aggregatorの為に進化したCMC Firmware 4.2

I/O Aggregatorは、ブレードに搭載されるCMC(シャーシ管理コントローラ)からデプロイします。最新のCMC Firmware 4.2から、I/O Aggregatorに対応し、設定することが可能です。下のスクリーンショットは、I/O Modulesの設定画面で、A1にI/O Aggregatorが刺さっています。

デプロイは3ステップで、①IPアドレスの設定、②ルートパスワードの変更、③ケーブルを接続と、いたってシンプルに行えます。

 

またこのI/O Aggregatorは、自動的なリンクアグリゲーション作成機能と、自動でUplinkへのVLANアサインを行う機能を提供します。VLANの設定には、CMCからVLAN Managerを開き設定することが可能です。以下の図がVLAN Managerです。

VLANはガイドに従った3ステップで、①選択したIOモジュール、②ポート範囲の指定、③VLANの編集と、いたってシンプルです。

②ポート範囲の指定では、ブレードスロットが空の状態でもVLANとIOMのポートを関連づけることができてしまう事が注意点です。③VLANの編集ではドロップダウンメニューから幾つかのアクション(タグ付きVLANを追加/VLANの削除/タグなしVLANを更新/全てのVLANをリセット/VLANを表示)を選択することが可能です。

  

Deploy IO Modulesと、VLAN Managerの操作画面により、PowerEdge M I/O Aggregatorのデプロイが容易になります。

 

米国ではこのIOAを利用し、統合されたデータセンターを実現するソリューションを発表しています。(PressRelease) デルは今後も、サーバ(ブレード)、ストレージ、ネットワークをシンプルに管理し、統一的に管理するソリューションの提供を予定しています。

 

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