こんにちは、デル・ソフトウェアの山本です

デル・ソフトウェアにはさまざまなジャンルのソフトウェア製品があります。
データ保護(バックアップ/リストア)だけ見ても、AppAssureや旧クエスト・ソフトウェアのvRanger、NetVaultシリーズなどがあります。

これから数回にわたって、 定番バックアップ・ソフトウェアのNetVault Backup 9 を紹介いたします。

 

> 定番バックアップソフトウェアNetVault Backup

NetVault Backupは、

Windows / Linux / UNIXなどの物理環境や VMware / Hyper-V などの仮想化環境に対応した、
OS混在環境のデータ保護が得意な統合管理バックアップ・ソフトウェアです。

アプリケーション用オンラインバックアップオプション、ディザスタ・リカバリオプション、NAS用NDMPオプション、暗号化オプションなど様々なNetVault Backupオプションを用意していますので、これらを組み合わせて使用することで、 ローエンドからハイエンドまで、お客様のご要望に合わせたバックアップ環境を構築することが可能です。

わかりやすい直観的なインタフェースのNetVaultコンソールにより、簡単な操作でさまざまなOS・アプリケーション混在環境をバックアップ管理できます。

 図1-1: 直観的なNetVault管理コンソール

バックアップ保存先としては、従来から利用されている各種テープ・ライブラリ装置から、重複除外機能を持ったディスクストレージ装置まで、幅広いバックアップデバイスを利用できます。


先日のデルストレージフォーラムでは、重複除外バックアップ専用アプライアンスDR4000とNetVault Backupを組み合わせたソリューションを展示いたしました。

 図1-2: DR4000との組み合わせ例

 図1-3 : DR4000との接続(CIFS経由)

今回のシリーズでは、NetVault Backup最新バージョン9.0.1のインストール方法から、
重複除外バックアップ専用アプライアンスDR4x00をバックアップ先にして、
VMwareの仮想マシンなどをバックアップするところまでを、くわしく解説していきます。

 

NetVaultのインストール方法を解説する前に、NetVaultをご存じない方のために、まず今回はNetVault Backupの特長を紹介します。

 

> NetVault Backupの特長

 

■ Linuxでの定番バックアップ・リカバリソフトウェア

Linux向けのバックアップ・ソフトウェアとしては、日本国内で10年連続で50%を超えるシェアを獲得しています(2011年は61.0%)
NetVaultは、RedHatやSUSEだけでなく多くのLinuxディストリビューションをサポートしています。
 ・Red Hat Enterprise Linux
 ・SUSE LINUX Enterprise Server
 ・CentOS
 ・Asianux Server
 ・MIRACLE LINUX
 ・Novell Open Enterprise Server
 ・Oracle Linux
 ・Turbolinux

 

Oracleのバックアップといえば、NetVault

NetVaultのOracle plug-in(オプション)も調査会社のレポートで、最も高機能なOracleバックアップ製品として⾼評価を受けています。
Oracleデータベースの高速なオンライン・バックアップとリカバリ機能を提供することにより、Oracleの可用性を高めます。
ユーザ管理ベースのオンライン・バックアップ手法と、RMAN (Recovery Manager) ベースのオンライン・バックアップ手法に対応しています。

 図1-4: GUIから簡単に、Oracleの各種データを選択してバックアップできます 

現行バージョンのOracle Plug-inバージョン6.5ではOracle9i / 10g / 11gの3世代に対応しており,
さらにOracleデータベースのさまざまな構成にも対応しています。
 ・Oracle Real Application Clusters (RAC)
 ・Oracle Fail Safe (OFS)
 ・Oracle Data Guard (ODG)

 

マルチプラットフォーム対応と集中管理

Windows、Linux、UNIX、Mac OS Xなど、さまざまのOSのバックアップに対応しています。
例えば、Linuxをバックアップ・サーバとし、Windows、UNIX (AIX / HP-UX / Solaris 等)、FreeBSD、MAC OS Xをバックアップすることが可能です。また逆に、 Windowsをバックアップ・サーバとし、Linuxなどその他のOS混在環境をバックアップすることも可能です。
バックアップのスケジューリングや、データのトラッキング、ストレージ・デバイスの割り当てなど、複数台のマシンのバックアップ作業が1台の管理端末から集中管理で効率良く行えます。

 

さまざまなアプリケーション・データ保護オプション

Oracle、Microsoft SQL Server、DB2といった商用データベースだけでなくオープンソースの MySQL、PostgreSQLにも対応しています。
他にもInformix、SAP、Sybase、Microsoft Exchange、SharePointなど基幹業務に使用されているさまざまなアプリケーション・データのオンライン・バックアップを可能にするNetVault Backup Plug-in(オプション)を用意しています。

 図1-5: MySQL Plug-inのバックアップ選択画面
最新版4.3ではMySQL Enterprise Backupに対応

 

すべてのプラットフォームで共通の使いやすいGUI

NetVault Backupの管理GUIは、Windows、Linux、UNIXとも全く同じで、全OSで共通の操作性を提供しています。

 図1-6: Windows版GUI

 図1-7: Linux版GUI

Mac OS X用には、Macユーザーに親しみやすいMacネイティブのAPIを使用して開発したAquaユーザインターフェイスも提供しています。ポイント&クリックの簡単な操作で、高度なバックアップ機能をご利用いただけます。

 

バックアップの完全自動化、テープでの外部長期保存運用

NetVault Backupの柔軟なスケジューリング機能を使用することで完全な自動バックアップ・システムの構築を実現します。LTOテープライブラリやオートチェンジャを利用する場合、メディアの自動交換にも対応していますので、システム管理者が不在の夜間でも、自動でバックアップが行えます。テープメディアにバックアップして外部保管、長期保存したい場合はやっぱりNetVault Backupです。

 > 参考リンク

テックセンター Wiki: DR4X00
http://ja.community.dell.com/techcenter/storage/w/wiki/449.dr4x00.aspx

 
【シリーズ】1からはじめる NetVault Backup

第 2 回 NetVaultの構成:バックアップ専用サーバを用意する