デルでネットワークを担当しています井上です。

Interop Tokyo 2015では、IXIAさんのご協力のもと 国内初となる25Gの相互接続テスト、そして100G/25G 相互接続によるデモンストレーションを行いました。

本記事ではデモンストレーションで使用した機材のご紹介や、デモンストレーションを行うまでの準備段階のお話などレポートさせていただきます。

 

Z9100-ONについて


まずZ9100-ONについてご紹介いたします。2015年6月9日にプレスで発表させていただいたのですが、10G/25G/40G/50G/100Gのマルチレートに対応し、最大で100G x32portに対応した1U ボックススイッチで、2015年後半リリース予定の製品となります。

またオープンネットワーキングの方針を打ち出しているデルネットワーキングです。もちろんONIEを搭載しており、お客様のご要件に応じてOSを選択することが可能なモデルとなっています。

**Data Sheet

http://www.dell.com/us/business/p/force10-z-series/pd?oc=&model_id=force10-z-series&l=en&s=bsd

**プレス記事

http://ascii.jp/elem/000/001/017/1017123/

http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/4024/page/2/Default.aspx

**相互接続についてのasciiさんの記事

http://ascii.jp/elem/000/001/018/1018071/

 

IXIAさんについて


相互接続テストをともに行いましたIXIAさんですが、ご存知の通りトラフィックジェネレーター関連の老舗です。

テスターを用いたネットワーク検証を行うエンジニアであれば、IXExplorer や IxNetwork にお世話になっている方も多いのではないでしょうか。

今回のデモンストレーションに向けて、5月初めにリリースされたばかりの100G/25G対応の以下MouduleとQSFP28 DACをご協力いただきました。まだ世の中に出回っているものではないので、機材のご協力には大変助かりました、、

Xcellon-Multis QSFP28 25/100GE Enhanced Load Module

http://www.ixiacom.com/products/25gbe-load-module

 

QSFP28とは?


QSFP28は100Gに対応しており、現在40Gで主流となっているQSFP+と同形状となります。またQSFP28はブレイクアウトさせて25Gx 4として使用することも可能です。ブレイクアウトさせると、その先は25Gに対応したSFP+と同形状のSFP28となります。


SPF28とともに実現される25Gは、10Gと同ポートサイズで2.5倍のスピードを実現できることから、各NICメーカから25G対応NICが発表されるなど非常に注目されている規格です。

なお今回の25G相互接続テストでは、両機器ともQSFP28の口のみとなるため、QSFP28 DAC* で接続し、機器の内部でブレイクアウトさせることで25G x4による25G相互接続を実現しました。

*DAC(Direct Atached Cable)というのはトランシーバとケーブルが一体となっており、個々のトランシーバとケーブルを別々に購入するより安価なのがメリットです

 

相互接続によるデモンストレーションまで、、


さて、Interop Tokyo 2015の開幕前となる5月末より、デモンストレーションに向けて100G/25Gの接続テストを行っていたのですが、




100Gモードで接続するとすぐにlink upしたものの、25G x4のブレイクアウトモードに変更すると、個々のリンクが flappingをおこしたりlink downのままであったり、、

Z9100-ONはまだまだベータのベータイメージ。といいますかアルファイメージに近いので、ブレイクアウトモードで動かした際のレーンマッピングやオートネゴシエーションの内部動作がうまく調整されていなかったようです、、

デルはインドよりエンジニアチームにリモートで機器にアクセスしてもらい、デバッグを行いながら結果をIXIAさんのエンジニアチームにフィードバックして、またイメージを修正ということを数回、、、 


  

ついに25G x4のリンク全てあがりました! ケーブルを接続してno shutdownするとリンクが上がるというのは当たり前のこと、、、Layer 1の難しさと、当たり前のようにリンクが上がる環境のありがたみを感じた次第でした、、

また夜な夜なテストにお付き合いいただいたIXIA西形さん、IXIAエンジニア、デルインドチームのサポートには大変感謝でした、、  ## 解析でオシロスコープの出番がなかったのは本当によかったです、、

その後は100G、25G x4間のパフォーマンス試験においてショートフレームでのワイヤレートを確認するとともに、Interop Tokyo 2015開幕後に無事デモンストレーションを行うことができました。

また、なんと Interop Tokyo 2015のデータセンターネットワーキング部門で、準グランプリ受賞という嬉しい結果にもなりました!

http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2015/06/11/dell-networking-z9100


オープンネットワーキング対応でマルチレート対応、高密度、そしてプライスといったキーで攻めこめる製品になるかと思いますので、リリースまで本当に待ち遠しいですね!