みなさま、こんにちは。 ソフトバンクC&S の大塚です。

VSANなくしてSDDC語るべからず!! なvExpertがお伝えする8回目も、VSAN 4台構成の動きについて引き続きみていきます。今回はキャッシュ用 SSD ですね。

 

★ちょっとおさらい

VSAN 3台構成におけるキャッシュ用 SSD 故障時の動作については、そのSSDが属するディスクグループ自体が無効になってしまいます。

その結果 FTT = 1 の仮想マシンであれば、冗長構成を維持しようと他のESXi にデータ再配置を走らせたいところでしたが….VSAN3台構成時はこの辺がポイントでした。

(詳細は本シリーズ第3回をご覧ください)

ということでVSAN4台構成における、キャッシュ用SSD故障時の動きをみていきましょう。

 

 

★VSAN 4台構成における キャッシュ用SSDの故障

検証は今回もDELL PowerEdege R630を使います。

  

 

実はこの検証している最中、何と! esxi 001上のSSDが本当に故障しまして、真の動きをみることができました。

  

 

esxi 001上のディスクグループは無効になり、esxi 001にデータ配置されていた仮想マシンは、冗長性再構成のため、コピーが一斉に走ります。(本検証ではすべての仮想マシンが FTT = 1で構成)

 

例えば esxi 001/esxi 002 にデータ、esxi 003に監視が配置されていた仮想マシンは下記のようにデータが再配置されました。

 

VSAN 3台構成の場合、データの再配置は走らず、HWやVSAN設定が復旧するまで冗長構成は復旧しませんでした。そういう意味でもVSAN 4台構成は安心ですね!

 

下図は、データが再配置されている様子です。

  

もちろんesxi 001 のvsanDatastoreに配置されていた仮想マシン(FTT = 1)は継続して稼働し続きます。(VMwareの中村さんは、相変わらずその仮想マシンでWebを閲覧中….)

 

 

★キャッシュ用SSD復旧手順

こちらは、第3回(VSAN 3台構成におけるキャッシュ用SSD故障の動作)にお伝えしたとほぼ同じ手順を踏みますので、そちらをご参照ください。

http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2016/01/31/dell-x-vmware-quot-vsan-quot-ssd 

ただしVSAN 3台構成時と異なる点として、既にデータ再配置が実施されてますので、4番目の復旧時の再同期はありません。

 1. vSphere 上で該当ディスクグループの削除

 2. 新キャッシュ用SSDの挿入

 3. vSphere 上で該当ディスクグループの再作成

 4. 自動的に再同期

 

 

★まとめ

今回はVSAN 4台構成におけるキャッシュ用SSD障害を想定した動作と操作をみていきました。

ポイントとしては、VSAN 3台構成 の際と異なり、即時に冗長性が再構成されますので、安心ですね!

 

 

====Back Number====

(1)VSANって何が良いのか?

(2)障害試験〜3台構成でHDD交換

(3)障害試験〜3台構成でSSD交換

(4)障害試験〜3台構成でESX停止

(5)メンテナンスモード〜3台構成

(6)スケールアウト〜3台構成から4台構成への拡張

(7)障害試験〜4台構成でHDD交換

(8)障害試験〜4台構成でSSD交換

(9)障害試験〜4台構成でESX停止 

(10)メンテナンスモード〜4台構成

(11)まとめ

 

 

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