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連載で綴るDell Compellent基礎編ブログでは、【第一回】イントロダクション【第二回】ダイナミックブロック・アーキテクチャを紹介しましたが、この【第三回】投稿でCompellentの代名詞、自動階層化をご紹介します。Dell Compellentは、自動階層化ストレージのリーディング製品で、この自動階層化が、Fluid(流れるような)データ管理を提供し、ストレージ統合に最適なソリューションと呼ばれる所以になります。

 

 

自動階層化: Data Progression

 

DataProgression

第二回で、ダイナミックブロック・アーキテクチャを紹介いたしましたが、Compellentは非常に小さなページ(ブロック)を識別しています。Data Progression(自動階層化)機能は、第一回のイントロダクションに記述したように、「適切なデータを、適切なストレージに、最適なコスト」を実現させるため、頻繁にアクセスされるページを高パフォーマンスのストレージに維持し、アクセス頻度が低いページを低コストのストレージに移動させる機能を提供します。つまり、”アクティブ/半アクティブ”のデータはパフォーマンスの高いストレージを提供しストレージ全体のパフォーマンスを落とさず、増え続けるデータの大半”静的”のデータは低コストのストレージに配置することでストレージ全体のコストを抑制することができます。以下に、簡潔にその仕組みを3つに分けて解説します。

 

 

図1.ボリューム毎に階層化プロファイル: 様々なディスクの種類、回転速度、RAIDタイプを指定できるほか、ダウンタイムなく、いつでもプロファイルの変更が可能です。図1のようにドライブの種類が2つであっても、RAIDタイプで3階層にすることが可能です。

 

図2.パフォーマンスと可用性によるページ配置: ページ(ブロック)は階層化のプロファイルに応じて配置され、RAIDタイプにより物理ドライブを跨いで可用性を保ちます。これは【第二回】ダイナミックブロック・アーキテクチャで説明した、仮想的なRAID構成で実現しています。

 


図3.アクセス頻度や時間による移動: 各々小さなページ(ブロック)はメタファイルを持っています。アクセス頻度や経過時間などによりルールに従って、各ストレージ階層を自動的に移動します。運用者は全く意識する必要なく、システムの一次停止など必要なく、移動はバックグラウンドで実行され、データの可用性やパフォーマンスには影響しません。

 

 

Dell Compellentが目指したもの: Fluid Dataアーキテクチャ

【第一回】イントロダクションで書いたとおり、粒子のように細やかなページ(ブロック)の管理と、その自動階層化(Data Progression)により、Dell Compellentは、Fluid(流れるような)データ管理を提供します。

小規模な単一アプリケーション用のストレージとして利用してもCompellentは活躍しますが、様々なアプリケーション/ワークロードが接続され、中規模から大規模に拡大する『ストレージ統合』において、このFluid Dataアーキテクチャの効率性は、パフォーマンスとコスト抑制のバランスを提供し、大きな効果を発揮します。そのため「ストレージ統合」と言えば、Dell Compellentなのです。

DataProgression_Unique

自動階層化ストレージを謳うストレージは、現在増えてきています。

「自動階層化」の先駆者、Dell Compellentの洗練されたデータ管理と、是非比較してみてください。

※Dell Compellentストレージは、米国メジャー誌Information Weekにおいて、ITプロフェッショナル調査で数あるミッドレンジストレージの中でトップの評価をいただいています。(2012年5月発表)

Fluid_image

 

 

優れたスナップショット: Data Instant Replay

Data Instant Replayは標準で提供されるスナップショット機能です。『Point-in-Time-Copy』によるスナップショットで、事前予約領域を必要とせず、実際にデータが書き込まれた時にスナップショットの差分を割り当てるため、容量効率を高めたまま利用できます。

リプレイ(スナップショット数)に制限はなく、リプレイは自動的に階層3(低コストのディスク)に順番に移動されます。

リプレイはプロファイル毎にポリシー(階層化)設定が行えます。

 

DataInstantReplay_detail

 

上図は、スナップショットを2度とって、時間は2度変わっています。1度目の際にブロックCが更新され、2度目の際にブロックCとEが更新された際に、ボリュームとReplay(スナップショット)がどのブロックを参照しているのか示してます。Compallentの「ダイナミックブロック・アーキテクチャ」だからこそ、Point in Time Copyを実現させ、Data Progression(自動階層化)でより最適なストレージに配備するスナップショット機能を提供します。

 

DataInstantReplay_GUI

スケジュール起動やReplayの削除や保管期間が容易に作成でき、ポリシー(階層化)の設定も行えます。

マイクロソフト環境でCompellentを利用する際は、Replay Manager for Microsoftから、Microsoft VSS対応したアプリケーション連携をしたData Instant Replay管理が可能です。

 

 

回転ディスクに最適なブロック配置: Fast Track

Dell CompellentのData Progressionによる流れるようなブロックの自動再配置と合わせて、Fast Trackは回転ディスクに効率的なブロック配置を提供します。

FastTrack

回転ディスクのブロック配置を外縁から利用することで、検証結果では23%のパフォーマンスの向上という結果も出ています。ホワイトペーパー(英語):Cost and Performance benefits of Dell™ Compellent™ Automated Tiered Storage for Oracle® OLAP Workloads

FastTrack_improvement

 

この【第三回】は、自動階層化技術 - Fluid(流れるような)データ管理をご紹介いたしました。Compellentが非常にインテリジェントなデータ管理を実現することがお分かりいただけましたでしょうか?次回は、デスクトップ仮想化(VMware View)のホワイトペーパーの解説を記事にしようと思います。

Compellentには、まだまだ優れたポイントが、技術的にも、ライセンスやハードウェア的にも存在します。次のブログが待てないお客様は、セミナーやワークショップに是非ご参加ください。


Dell Compellentの詳細を早く知りたいお客様へ

次のBlogエントリまで待てないというお客様は、ワークショップやセミナー、イベントを実施しておりますので是非ご参加ください。開催場所、日時は以下のとおりです。

地域 開催日時 会場 登録ホームページ
東京〇 6月15日(金)15:00-17:30 デル東日本支社 http://bit.ly/JJrJ17
京都☆ 6月22日(金)14:00-16:50 メルパルク京都 http://bit.ly/Lak6NF
東京◎ 7月3日(火) DSRイベント内 ANAインターコンチ http://bit.ly/dsr2012JP
大阪〇 7月10日(金)15:00-17:30 デル西日本支社 http://bit.ly/JJrJ17
東京〇 7月20日(金)15:00-17:30 デル東日本支社 http://bit.ly/JJrJ17

〇東京・大阪では、定期的にDell Compellentの紹介を含めたストレージ仮想化&バックアップワークショップを開催してます。
☆京都では、Dell Compellent製品に加えて、「EqualLogicの概要とデモ」セッションも行います。 
◎7月3日(火)は、Dell Solutions Roadshow 2012が実施されます。デルの法人向け製品・ソリューションをご紹介いたします。

 

7月3日(火)東京 デル最大のイベント「Dell Solutions Roadshow 2012」の事前登録を始めています。是非ご参加ください。

またデルストレージに関わる技術資料など、「ストレージリソースセンター」でダウンロードしてご覧いただく事が可能です。

 

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