みなさま、こんにちは。 ソフトバンクC&S の大塚です。vExpertが「VSAN環境で障害を起こしてみた」は第9回です。このVSAN運用シリーズもだいぶ長くなってきました(笑)。

今回はVSAN 4台構成におけるホスト障害 をみていきましょう。 VSAN 3台構成におけるホスト障害の動作については 本シリーズ 第4回をご覧ください

 

それでは今回も DELL PowerEdge R630を使って動作をみていきます。

 

 

★ VSAN 4台構成における ホスト障害

 それでは esxi 003を停止させ動きをみていきます。

  

 

仮想マシン WN7-LC-02 (FTT = 1)のハードディスク2はデータが esxi001 / 002 、監視がesxi 003で動いています。

  

 

それでは、esxi 003を停止させます。

  

 

この際、esxi 003に配置されているデータ(FTT = 1で定義されている仮想マシン)はどうなるでしょうか?少し想像してみましょう。

 

 

チチチチ・・・・・ポーン

 

  

もうこのシリーズをお読みの皆様であれば、大丈夫ですね!

 

下図の例ですと、esxi 003のコンポーネント(監視)が ”不完全”になっています。

 

ちなみにホスト障害の場合、タイマーをもっているので、そのタイマーを超えるまでデータの再配置はおきません。(デフォルトで 60分です)

今回も(タイマー 60分)待つのはシンドイので、5分に設定しました。(http://kb.vmware.com/kb/2075456)

  

 

VSAN 3台構成は、データの再配置は走りませんでしたが、どうでしょうか?

 

5分後…. データ同期が走っていることがわかります!

仮想マシンをみてみると、再構成中となってますね^^

  

 

仮想マシンWN7-LC-02 (ディスク2)の状態をみてみましょう。

ホスト障害前はデータが esxi 001/002 で監視が esxi 003に配置されましたが、再配置後は データがesxi 001/ 002 、監視が esxi 004に配置されていることがわかります。

  

 

★ホスト障害復旧手順

それでは、ホスト障害時の復旧方法をみていきましょう。こちらも、第4回「VSAN 3台構成におけるホスト障害の復旧」を参照ください。

VSAN 4台構成の場合は、すでにデータの再配置が終了しておりますので、手順2は必要ないですね。

 1.障害サーバ の復旧

 2.データの再同期(自動)

 

ちなみにタイマー (デフォルト 60分) 以内にホストが復帰した場合は、もともと持っているデータに対して、差分データがコピーされます。

 

 

★まとめ

VSAN 4台構成におけるホスト障害時の動作をみていきました。

ポイントとしては、キャッシュ用SSDと同様に

 ・VSAN 3台構成は、HWとVSAN設定が復帰するまで冗長構成はとれませんでしたが、

 ・VSAN 4台構成は、即時にデータ再配置が走り冗長性を確保しますので安心ですね!

 

 

====Back Number====

(1)VSANって何が良いのか?

(2)障害試験〜3台構成でHDD交換

(3)障害試験〜3台構成でSSD交換

(4)障害試験〜3台構成でESX停止

(5)メンテナンスモード〜3台構成

(6)スケールアウト〜3台構成から4台構成への拡張

(7)障害試験〜4台構成でHDD交換

(8)障害試験〜4台構成でSSD交換

(9)障害試験〜4台構成でESX停止 

(10)メンテナンスモード〜4台構成

(11)まとめ

 

 

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