こんにちは、ソフトバンク コマース&サービスの中川明美です。

「VMware Horizon Viewの提案に必要な知識を身につけよう!」を投稿してから2年経過しました。このBlogでは、提案に必要な知識をご紹介したく、自身の経験を交えながら書きました。今回は「運用面」にフォーカスし、最近お問い合わせが増えてきた「VMware vRealize Operations for Horizon (V4H:ヴィフォーエイチ)」について、お役に立てる情報をご紹介できたらと思います。

『VMware Horizon Viewの提案に必要な知識を身につけよう!』

こちらのBlogは多くの方に活用いただけたようです。ありがとうございます!!

今回のBlogは、次の内容で掲載します。

  • 第1回:vRealize Operations for Horizonを知ろう!
  • 第2回:インストールと構成
  • 第3回:どんな情報が得られるの?①
  • 第4回:どんな情報が得られるの?②

「vRealize Operations for Horizon」は、仮想デスクトップ環境内の監視対象オブジェクトからパフォーマンスデータを収集し、予測分析、仮想デスクトップ基盤内の問題に関するリアルタイムな情報を提供します。VMware vRealize Operations Managerに「Viewアダプタ」を追加して使用します。

 

まずは、おさらいから。

VMware vRealize Operations Manager (vROps:ヴィアールオプス)のおさらい

VMware vRealize Operations Manager (vROps)は、vSphere仮想基盤を監視するツールです。vROpsを使用して、vSphere仮想基盤の「健全性」「リスク」「効率性」を見える化 (可視化)します。可視化がイメージできるように、Blog「仮想化健康診断 (vSphere Optimization Assessment) を始めています!」にアクセスしてみてください。

vROpsは、仮想基盤のどのオブジェクト(構成要素)に、「現在の健全性」「将来問題があるのか」を示してくれます。

『仮想化健康診断 (vSphere Optimization Assessment) を始めています!』

こちらのBlogの画面ショットは「VMware vCenter Operations Manager 5.8」です。

VMware vRealize Operations 6.xでは、「健全性」「リスク」「効率性」のアイコン (バッジ) 内の数字は表示されません。

 

VMware vRealize Operations for Horizon (V4H:ヴィフォーエイチ)では何が見られるの?

VMware vRealize Operations for Horizon (V4H)では、ユーザー名から、関連するオブジェクトを表示し、vSphere仮想基盤も含めた課題を検出(可視化)することができます。仮想デスクトップの運用管理者にとっては、ユーザー名から問題を検出できるのは便利ですね!

可視化される情報の詳細は、第3回および第4回でご紹介します。

 

V4Hのアーキテクチャ

V4Hのコンポーネントには、「Desktop Agent」「Broker Agent」「Viewアダプタ」が含まれます。これらはインストール手順で出てきますし、トラブルシューティングに役立ちますから、役割を覚えておいてくださいね。

  • Desktop Agentは、仮想デスクトップまたはRDSホストにインストールします。View Agentインストールの一部としてDesktop Agentはインストールされます。仮想デスクトップまたはRDSホストからメトリックとパフォーマンスデータを収集し、そのデータを Horizonアダプタに送信します。
  • Broker Agentは、接続サーバ(Connection Server)にインストールします。 Windowsサービスとして実行され、Horizonインベントリ情報を収集し、その情報を Horizon アダプタに送信します。
  • View アダプタは、vROpsでインスタンス(PAKファイル)を追加し、実行します。Broker Agentの構成時に、Broker AgentとView アダプタをペアリングします。View アダプタは、Broker Agentから取得したHorizonインベントリ情報を、Desktop Agentから取得したメトリックとパフォーマンスデータを収集します。View アダプタはこれらのデータを vROpsに渡して分析します。また事前に構成されたHorizonダッシュボードと事前に定義されたレポートをvROpsのユーザーインターフェイス内に表示します。V4H 6.2から「Horizon アダプタ」に表記が変わります。

 

V4Hのライセンス

V4Hはアドオンコンポーネントとして購入します。10および100の同時接続ユーザー単位でライセンスが供与されます。vROpsのStandardエディション以上の環境が前提です。

https://www.vmware.com/jp/products/vrealize-operations-horizon/pricing

参考までに、vROpsの購入方法をご紹介します。

<CPU単位>

vSphere with Operations Management Enterprise Plusを購入します。vSOM(ヴィソム)はEnterprise Plusのみ提供されます。

http://www.vmware.com/jp/products/vsphere/compare.html

 <仮想マシン単位または物理サーバー単位>

vRealize Operationsの単体製品を、25仮想マシンライセンスパックまたはオペレーティングシステムインスタンスライセンスパック単位で購入します。

http://www.vmware.com/jp/products/vrealize-operations/pricing.html

 

vROpsのダウンロードサイトです。こちらは、最新のvROps 6.2です。

https://my.vmware.com/jp/web/vmware/details?productId=563&downloadGroup=VROPS-620

vROpsは、仮想アプライアンスとしてデプロイするか、Linux OSまたはWindows OS上にインストールして、使用することができます。

 

デル製品のご紹介

仮想デスクトップに接続するデバイスとして、シンクライアントやゼロクライアントを検討することがありますね。Dell Wyseでは、様々なクライアント製品を提供しています。

http://www.dell.com/jp/business/p/cloud-client-computing#!tabId=0DCDC876

デル在籍時に導入したのは、「ゼロクライアントWyse P25」でした。エンドユーザー様からは、電源をONするだけで簡単に使用開始できることが好評でした。ゼロクライアントのよさですね。

私が注目していたのは、「Wyse 5000シリーズオールインワンシンクライアント」です。ディスプレイと一体型なのがよいですね。省スペースなデザインは場所を選ばないためお勧めです!ぜひお問い合わせください。

http://www.dell.com/jp/business/p/wyse-5212-aio/pd?~ck=anav

 

まとめ

今回は、仮想デスクトップの運用管理でぜひ活用いただきたい「V4H」の概略についてご紹介しました。次回はインストール方法についてです。これを機会に、ツールを利用した仮想基盤の運用管理についてあらためてご検討いただければと思います!

 

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ソフトバンク コマース&サービス株式会社
中川 明美

昨年デルを卒業し、現在はディストリビュータの1つであるソフトバンク コマース&サービスで、おもにVMware製品を拡販するために励んでおります。デルテックセンターから再び情報発信できることを大変嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

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