Dell-SAPコンピテンスセンター(SAPCC)担当の菅谷です。

 

話題としては少し時間が空いてしまいましたが、2016年12月8日にSAP HANAの新バージョンであるSAP HANA 2がリリースされました。

プレスリリースはこちら

このSAP HANA 2は、Dell-SAPコンピテンスセンターに設置しているSAP HANAアプライアンス製品の「Dell EMC Validated Systems for SAP HANA」上で、元気に動いていることをご報告いたします。

SAP HANA 2の新機能概要のご紹介については、SAP様のサイトにお任せするとして、取り急ぎSAPCCとして基盤構築/運用向けの目線で注目したい点をここではいくつか書かせていただきます。

・サポート:SAP HANA 2がサポートされるのはPureHANAの世界からのスタートで、SAPアプリケーションへの対応は今後順次ということですので、ロードマップを確認しながら導入計画を立てる必要がありますので注意です。

・メンテナンスリリース方針の変更:SAP HANAは、Support Package Stack (SPS) の形で新機能/修正を年2回リリースし、SPSの3ヵ月後に安定リリース版である Datacenter Service Point (DSP)をリリースしていました。運用ではこのDSPを意識していたかと思いますが、SAP HANA 2からは、年2回(4月、7月)にリリースされ、DSPは無くなり、SPSが順次リリースされることに変更されたため、運用では注意が必要です。 詳しくはSAPノート2378962でご確認ください。

・Dynamic Tiering: 昨年こちらでSAP HANA 1.0を使ったDynamic Tieringの検証結果をご紹介していましたが、メモリー上のテーブルにアクセスした際のパフォーマンスが劣化する現象がありましたが、Multistoreテーブルの利用など機能向上で懸念が解消されていることを期待しています。また、1.0ではフルバックアップのみの対応、System Replicationに対応していないなど、運用上考慮が必要でしたが、これらが解消されたので、Dynamic Tieringへの期待は大きくなりました。

まずは基盤の目線で取り急ぎコメントをさせていただきましたが、SAP HANA 2にはまだまだ新機能が搭載されたようです。

今後SAPCCでは、SAP HANA 2の検証を継続していきますので、ご期待ください。

本件、ご興味がある方は以下までお問い合わせください。 

お問い合わせ先: JPDTCSAP@dell.com