デルのシンクライアント OptiPlex FX170では以下の3つのOSから選択することが可能です。

  • DeTOS Dell Edition
  • Microsoft Windows Embedded Standard 2009
  • Microsoft Windows Embedded Standard 7

※今回は、WES 2009の方法を参考に掲載します。

各OSのアップグレードには以下の2通りがございます。ここでは1つ目の方法のご紹介をします。

  1. Reflash Utility Toolを使ってUSBメモリから行う方法
  2. Devon IT Echo™ Management Console Dell Edition(PC管理用SW)から行う方法
※ここで紹介するReflash Utility Toolは、どのOSのアップグレードにもご利用いただく事が可能です。

Windows Embedded Standard (WES)のアップグレードの全体の流れ

1. 下準備 
 1. 書き換え用のisoイメージ:Re-Imaging Utility Dell Edition tool とOSイメージ、MUIをダウンロードします。
 2. Bootable USBメモリを作るSWを用意します。
 3. USBメモリのイメージ作成します。

2. 書き換え作業
 1. 作成したUSBメモリを挿してFX170でBIOSの設定変更します。
 2. Boot Device MenuからUSBメモリのイメージをロードさせます。

3. MUIのインストール (WES2009、WES7のみ)
 1. MUIをインストールします。
 2. キーボードの設定変更を行います。

管理者ガイドがサポートサイトにございます。英語版ですがご参照ください。

Windows Embedded Standard (WES2009) AdministrationGuide
Windows Embedded Standard 7(WES7)   Administration Guide

1. 下準備

1. USBメモリの書き換え用 isoイメージ:Re-Imaging Utility Dell Edition tool をダウンロードします。

サポートサイトよりdell-usb-reflash-1.10_2011-06-17-livecd.isoをDLします。
http://www.dell.com/support/drivers/jp/ja/jpbsd1/DriverDetails/DriverFileFormats?DriverId=R307401&FileId=2731119483

サポートサイトよりReflashさせるOSイメージをダウンロードします。
http://www.dell.com/support/drivers/jp/ja/jpbsd1/DriversHome/?c=jp&l=ja&s=bsd&cs=jpbsd1

以下の赤字のRFUのイメージファイルが必要ですので、OS選択時にはご注意ください。

WES2009.081811-Dell_RFU.img.gz
WES2009.081811-Dell_Echo.img.gz >こちらはEcho Management Consoleでアップグレードを行うため用です。※今回は利用しません。

2. Bootable USBメモリを作るソフトウェアを用意

ダウンロードしたisoイメージをUSBメモリ起動に書き換えるSWが必要になります。ここでは、DevonITのThe Devon IT Reflash Utility GuideにあるUNetbootin(参照ページ1)というSWを使いました。UNethbootinは下記からダウンロードが可能です。

http://sourceforge.net/projects/unetbootin/

ここは他に準備したWindows7パソコンでISOイメージを作成してみます上記URLにあるunetbootin-windows-563.exeをダウンロードして利用しています。

3. USBメモリのイメージ作成

適当なPCにUNetbootinをインストールし、Re-Imaging Utility Dell Edition toolを、UNetbootinを利用して、 ISO USB Bootableイメージにします。

完了したら、終了を選択します。

USBメモリを開き、Imagesのフォルダの中に、ダウンロードしておいた、WES2009.081811-Dell_Echo.img.gzイメージを解凍せずにそのまま入れます。

 

2. 書き換え作業

1. 作成したUSBメモリを挿してFX170でBIOSの設定変更します。

FX170のBIOSを起動(F2連打)します。BIOSの、Integrated Peripherals 項目の中に、挿着したイメージ入りUSBメモリの型番が一番下に表示されます。

そのUSBメモリのモードを HDD にし、Bootデバイスの順番を確認して、保存して再起動します。

2. Boot Device MenuからUSBメモリのイメージをロードさせます。

次はF12を起動時に押して、Bootのメニューが表示されたら、イメージを入れてあるUSB-HDD0を選択します。

 すると以下のようにまずReflash Utility Dell Editionが起動します。

Devon IT Reflash Utility Main Menuが表示されますので1番を選択します。 (メモ:下のほうに隠れたメニューがあり、BIOSの更新もメニューにあります。)

 

イメージ指定の画面になりますので、イメージフォルダの中に収めた、OSイメージの名称を選択します。

WES2009.081811-Dell_RFU.img.gz を選択し、Enterを押します。 ※Enterを押した後、画面が変わらない場合はそのまま待つと、進行します。

イメージがロードされ、完了すると、以下メッセージが表示されます。

  "Please remove the disc and close the tray (if any) and press ENTER to continue"

USBメモリを外してEnterを押下して再起動させてください。Reflashされた日本語表示のWES2009が起動しました。

 

この時点では英語版OSがインストールされた状態ですので、最後のステップに移ります。

※WES2009、WES7についてはMUI(Multilingual User Interface)をインストールする必要があります。

3. MUIのインストール (WES2009、WES7のみ)

1. MUIをインストールします。

まず、MUIを当てる前にNVRAMの書き込み禁止を解除します。

Point:初回起動時は自動的にUser権限(制限付き)でLog inされています。
    一旦Log offし管理者権限でLog inします。
    Log Off時、Shift押化のままでLog Offしますと、再度Log in画面が表示されます。

ユーザーアカウントをAdministrator、PW:Administrator(デフォルト設定)で、管理者権限で入って下さい。
スタートメニュー>All Program野中にあるFBWFGUIを無効にします。
再起動し再度管理者権限でLog inして下さい。

USBメモリ等からMUIをインストールします。

インストールできたら、Control Panel>Regional and Language Optionsを開きます。
Regional Optionsのタブで、日本語と日本を選択、Languagesタブでも日本語を選択します。
Advancedタブでも以下画像のように日本語を選択します。(全て管理者権限で行って下さい。)

日本語キーボードで選択したのは、Microsoftの、106/109 Office日本語キーボードを選択しました。
この時、一番下の、デフォルトUserへの設定にも反映させる、にチェックを入れておきます。


再起動すると、日本語キーボードが反映されますが、これはAdmin権限のアカウントにのみ反映されています。

自動ログインでUserでログインされた場合、この時点では言語変更ていないので、まだ英語キーボード配列のままになります。言語とキーボード選択設定を次に行います。

2. キーボードの設定変更を行います。

デバイスマネージャでキーボードのプロパティを選択しドライバを変更します。

互換性のあるハードウェアを表示のチェックを外します。
製造元:Microsoft モデル:Microsoft USB Office Keyboard (106/109)  を選択します。

こちらで日本語キーボード配列の設定は完了です。

【注意点】
Administratorで作業した場合、Administratorと既定のプロファイルは変更されますが
既に作成済みのUserのプロファイルはそのままの状態となっています。
そのため、作成済みUserで入り直すと初期の英語キーボード配列情報が残ったままとなります。
設定変更をAdmin同様に行う必要があります。
新規に作成したユーザーの場合、追加設定変更は不要です。

以上は、OptiPlex 170にWES2009を適用した流れとなりますが、WES7を利用してもほぼ同様ですのでご参考までにご覧ください。