インクリメンタル・バックアップの保持期間を個別に設定する機能 (Independent Incremental Backup Life) を利用したい!

NetVault 7.1.1がリリースされました。NetVault 7.1.1は、メンテナンス・バージョンで、基本的に新機能の提供はありませんが、例外的に1つだけ新機能が追加されました。今回は、そのインクリメンタル・バックアップ保持期間の個別設定を可能にする新機能の利用方法をご紹介します。

NetVault 7.1.0までは、インクリメンタル・バックアップの世代管理は、それがベースとしたフル・バックアップの世代管理にリンクしていました。そのため、例えば、フル・バックアップのみを長期間オフサイト保管したい! といった場合でも、そのフル・バックアップをベースにしたインクリメンタル・バックアップもすべて長期間保持されてしまい、不要になったインクリメンタル・バックアップは手動で削除をするなどの操作が必要でした。

Independent Incremental Backup Life機能の提供により、インクリメンタル・バックアップのセーブセットにも個別に保持期間が設定することが可能になりました。これにより、自動でインクリメンタル・バックアップのセーブセットのみをフル・バックアップより先に削除することが可能です。

インクリメンタル・バックアップ保持期間の個別設定は、下記方法にて行えます。

ご注意:

  • "Independent インクリメンタル・バックアップ Life"として指定できるのは、日数ベースの"期間指定"のみです。世代数ベースの"世代管理"は指定できません。
  • インクリメンタル・バックアップの保持期間に、フル・バックアップより長い保持期間を設定することはできません。
  1. フル・バックアップを取得する際、保持期間を設定します。ここでは5日間に設定し、バックアップを実行します。
      
  2. メディア管理画面から、取得したフル・バックアップのセーブセットのリタイアの日時を確認しておきます。
      
  3. インクリメンタル・バックアップを取得する際も、保持期間を設定します。ここでは1日間に設定し、バックアップを実行します。
      
  4. メディア管理画面から、取得したインクリメンタル・バックアップのセーブセットのリタイアの日時を確認します。フル・バックアップとは異なる期間が設定されていることが確認できます。
      
  5. 試しに、PC側の設定で時間を、2日ほど進めてみます。自動的にインクリメンタル・バックアップのセーブセットのみがリタイアされていることが確認できます。
 

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