NetVault Backup Support Tips#9

NetVault Backup 9.x以前の環境からNetVault Backup 10.x/11.x以降へのバージョンアップする際の注意事項(2016年8月16日:更新)

 

こんにちは、デル・ソフトウェア Data Protection製品サポートです。今回ご紹介をさせていただく内容は、「NetVault Backup 9.x以前からNetVault Backup 10.x/11.x以降へのバージョンアップの際に、特定条件下で以前の設定済み情報が移行されない等の問題があり弊社製品ナレッジベース等でご案内しております内容」をまとめました。

 

これらは、NetVault Backup 9.xから10.x/11.x以降へのバージョンアップの際に、NetVault DatabaseがPostgreSQLベースに変更されたことによって生じた注意事項および不具合となります。なお、NetVault Backup 10.0.1からNetVault Backup 11.0へのバージョンアップ等、すでにNetVault DatabaseがPostgresSQLになっている場合にはこれらの問題は発生しません。

 

NetVault Backup 11.0へのバージョンアップを前提として、現時点で事象の内容と対応策の確認が完了し一般公開されている情報となります。

 

※ナレッジベース番号からリンクで該当ナレッジベースへ移動できます。

※各項目アップデートがあった場合には順次更新をさせていただきます。

 

ナレッジベース番号

件名

内容

修正予定

205512

Linux版NetVault Backup サーバを10.x 以降へバージョンアップするとプラグイン・オプションの設定が空欄となり、ジョブの実行に失敗する

以下の条件を満たすバックアップ・オプションが存在している環境でバージョンアップを行うと、バックアップ・オプションがバージョンアップ先に引き継がれずジョブの実行が失敗します。

(条件)

・NVBUサーバがLinux(Hybrid/Pure64)

・バックアップ・オプションをジョブ作成時以外に作成し登録している

11.1(※)

205380

言語設定を英語(English)としてNetVault Backup 10.x以降へバージョンアップをすると、一部のNVBUユーザ情報がバージョンアップ先に移行されない

インストール時に日本語、もしくはインストール後に日本語に切り替えて使用していた環境にて、バージョンアップ時に言語選択を英語に切り替えてバージョンアップをすると、一部のNVBUユーザ情報が移行されない。全て以降されない場合にはadmin/default(パスワードなし)に初期化される。

(条件)

・NVBUサーバがLinux(Hybrid/Pure64)

・インストール時またはその後言語選択を日本語にして運用している

・バージョンアップ時の言語選択は英語に設定している

未定

206450

NetVault Backup 9.2以前 から 10.x または 11.0 へバージョンアップ後に単体ドライブを指定したジョブがメディア待ちとなる

インストール時に日本語を指定していたNetVault Backup 9.x以前の環境からNetVault Backup 10.x以降へバージョンアップした際に、単体ドライブ(仮想を含む)を指定したジョブがメディア待ちとなり続けます。

(条件)

・インストール時に日本語を選択している

・ターゲット・タブのデバイス・オプションで単体ドライブ(仮想含む)を選択している

11.2(※)

206642

reportsディレクトリをデフォルト以外のディレクトリに設定している環境でNetVault Backup 10.x 以降へバージョンアップするとバージョンアップ後に“設定変更”->”クライアント管理”で登録済みクライアントが表示されない

Reportsディレクトリをデフォルト(NVBUインストール・ディレクトリ以下reports)以外のパスに設定している環境をNetVault Backup 10.x以降へバージョンアップすると、reportsディレクトリの内容が以降されずに、バージョンアップ後の環境で”設定変更”→”クライアント管理”(リモート管理)が出来ない。

(条件)

・reportsディレクトリをデフォルト以外のパスに設定している

11.1(※)

208383

Linuxプラットフォーム上の NetVault Backup サーバにて、言語設定を「英語(English)」としてご利用いただいている環境のバージョンアップ時の注意点について (208383)

Linuxプラットフォーム上のNVBUサーバにて言語選択を英語で使用している環境では、バージョンアップ時に一時的に日本語に言語選択を切り替えてバージョンアップする必要がある。確認方法はnvreportコマンドにて確認が可能。

(条件)

・インストール時に日本語を選択している

なし

2016年8月16日現在

 

※NetVault Backup 11.1は、2016年8月15日(US時間)にリリースされました。NetVault Backup 11.2については、その後のリリース予定となります(本記事掲載時点での予定)

 

以下に条件別にまとめます(左から条件を確認し該当している場合に右へ移動します)。

 

条件

該当KB

NVBUサーバがLinux

インストール時に日本語を選択、若しくは利用中に日本語を使用

ターゲット・タブのデバイス・オプションの設定で単体ドライブを指定している

206450

バージョンアップ時に言語選択を英語にしている

205380

バックアップ・オプションをジョブ作成時以外に作成し登録している

205512

NVBUサーバがWindows

インストール時に日本語を選択、若しくは利用中に日本語を使用

ターゲット・タブのデバイス・オプションの設定で単体ドライブを指定している

206450

Reportsディレクトリをデフォルト設定から変更している

206642

 

上記の条件に該当しない場合には、正常にバージョンアップすることが可能です。

それぞれのナレッジベースにて回避策などの詳細を案内しておりますのでご確認ください。

 

なお、その他バージョンアップに関連するNetVault Backup 9.x以前からの変更点や修正済みの情報としてのナレッジベースもございますので、併せてご確認をお願いします。

※ナレッジベース番号からリンクで該当するナレッジベースを参照できます。

 

ナレッジベース番号

内容

Note

206595

NetVault Backup 10.x 以降へバージョンアップした際に自動生成されたセットを他のジョブで使用することが出来ない

 

205789

netvault-pgsql ユーザを事前に作成することができますか?

 

205515

NetVault Backup 10.x 以降へバージョンアップをすると “MediaManager database migration ERROR: X out of a total of medmgrdrivestats records failed migration.”が出力される

 

205502

ジョブのリトライ オプションで自動作成されたジョブが削除できない

11.0にて修正済

143695

NetVault Backup 10 へバージョンアップ後に過去のエラーが表示される

11.1にて修正予定

188167

NetVault Backup 10.x の Linux 版の日本語環境で取得した NetVault Database バックアップから "設定" がリストアされない

11.0にて修正済

154196

NetVault Backup 10.x DataCopy のメディア要求のタイムアウト値の設定変更方法

 

154476

NetVault Backup 10 のメール通知のヘッダ情報と本文の文字コードが異なる

11.0にて修正済

185281

NetVault Backup 9.1.x 以前のバージョンから NetVault Backup 10.x へバージョンアップした際のターゲット・セットについて

 

187743

NetVault Backup 10.0.5 または 11.0 の Plug-in for DataCopy で取得したバックアップがリストアできない場合がある

11.1にて修正予定

108524

バックアップ寿命の設定で複数の項目を指定した場合には、どのような動作になりますか?

11.0からの仕様変更

192416

NetVault Backup 11.0 へバージョンアップ後にフルと増分または差分の組み合わせのセーブセットがリタイアされない場合がある

11.0からの仕様変更

掲載日:2016年8月16日