米国Techcenterリソース -  CMC(シャーシ管理コントローラ)

 

ブレードサーバのそもそもの目的は、高密度化し、スペースを効率よく利用するということですが、運用管理も非常に簡単にしてくれます。デルのブレードサーバには、サーバブレード、シャーシ、I/Oモジュール(ネットワークスイッチやFCスイッチ)、電源、ファンなどのコンポーネントを統括して管理するためのモジュール(Chassis Management Controller:通称 CMC)が搭載されています。 

このようにCMCは専用ハードウェアであり、冗長構成でブレードシャーシに搭載することができます。またCMCは専用のIPアドレスを設定できますので、そのIPに対してブラウザから接続することでCMCのWeb UIにアクセスすることができます。

 

 

 

デルの管理ユーティリティに共通していることですが、使いやすいことを意識して設計されているため、メイン画面の中で各コンポーネントの状態や情報はもちろん、コンソール起動や電源制御など運用の中でよく利用されるタスクにはリンク(クイックリンク)が張られているため、1クリックで操作できることが特徴的です。またCMCは、日本語、英語はもちろん、その他中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語といったマルチ言語に対応しているため、ブラウザの言語設定を変更するだけで世界中のユーザに対応できます。(言語毎にファームウェアの変更等は不要です。) 特にグローバル企業にとっては、マルチ言語に柔軟に対応できることは、重要なポイントでもあります。

またブレードサーバだと通常のラックサーバと比較して、こんなことが楽になります。 

1.サーバ、I/Oモジュール(スイッチ等)の管理、監視

  

ブレードシャーシには、最大16台のサーバと6台のI/Oモジュールが搭載することができますが、これらの機器の管理を集中して行えることが非常に便利です。またハードウェア障害や警告などのイベントが発生したときもCMCの画面でエラー内容と場所を確認することができ、メール通知やSNMPトラップもCMCの機能だけで実現できます。

2.リモート管理アドレス(iDRAC)を一括&自動設定

 一般的にサーバやネットワークスイッチは、リモート制御、もしくはマネージメント用の管理インタフェース(PowerEdgeサーバであればiDRAC)に対し、IPアドレスや認証設定を行う必要がありますが、ブレードサーバの場合は、シャーシ内に収まるサーバ、スイッチの設定をCMCから一括に設定できます。(通常であれば1台ずつ設定が必要です。) さらにサーバに関しては、Quick Deployという設定をしておけば、ブレードサーバを挿した時点で自動的にiDRACの設定を行ってくれる機能も備えています。

 

 

3.ファームウェアの一括アップデート、一元管理

 サーバを運用していくなかで、ファームウェアやBIOSの管理やアップデートも面倒な作業の一つです。BIOS,RAIDコントローラ、ネットワークカード等、1サーバにつき、3~5個のファームウェアを管理し、定期的にアップデートを考えるとサーバ台数に応じて負担が増大します。しかし、ブレードサーバは、シャーシ内に収まる分のサーバであれば、F/Wを一元管理し、一括でアップデートすることができますので非常に効率的です。(ブレードだからよかった!と実感できます。)