サーバーは長年に渡って、システムボード上に直接NICを取り付けたLOM(LAN on Motherboard)サブシステムを提供してきました。現在、このLOMでも、柔軟性を上げることが求められており、メインストリームで10Gbpsインターフェイスが必要不可欠というお客様もいて、新しいPowerEdgeには、柔軟なLOMを搭載することになりました。

第12世代のPowerEdgeサーバーでは、マザーボードに固定されていたLOMに新しい手法を取り入れ、LOMサブシステム全体をネットワークドーターカード(NDC)として提供し、この製品群をセレクトネットワークアダプタファミリと呼ぶことになりました。

ネットワークドーターカードの機能概要書を掲載しましたのでダウンロードして詳細をご確認ください。

ダウンロード(ラックマウントサーバー/ブレードサーバー共通)


図:PowerEdge R720のセレクトネットワークアダプタ (1GbE x4ポート搭載時)

オンボードに10GbEの選択肢(R620/R720/R720xd)

最新のPowerEdge 12Gのラックマウントサーバー(R620/R720/R720xd)では、1GbE x4ポートのネットワークドーターカード:NDC(インテル I350 / Broadcom 5720)はもちろん、10GbEの選択肢が2つあります。10GbEでは、物理的なインターフェイスが、10GBase-T、SFP+オプティカル、直接銅線接続(Direct Copper Attached)と選択肢があるため、カッパー(銅)とオプティカル(光)の両オプションを準備しています。

10m以上の長いケーブルをインストールする必要がある場合、10GBase-Tが選択され易く、一方でTop-of-Rack(ラック上部)の10GbEスイッチとの接続としてSFP+/直接銅線接続は人気があります。

インテル x540(10Gb-Tx2) & i350(1Gb-Tx2) Broadcom 57800S (1GbE x2, 10G SFP+ x2)

仮想化やコンバージェンス

10GbEテクノロジーの登場や仮想化の普及してきた現在、ネットワークには豊富な機能セットが生まれています。性能と機能の選択肢が大幅に広がっていますので、資料の中の比較表を一部ご紹介いたします。

1: 10GbEポートのみiSCSI HBAをサポート
2: 10GbEポートのみFCoEをサポート
3: 10GbEポートのみスイッチ非依存パーティショニング(NPAR)をサポート 本製品がサポートする最大パーティション数は4個(1つの10Gbポートあたり2パーティショニング) (注意:ブレード M620の場合は最大パーティション数は8個まで)
4: 10GbEポートのみDCBをサポート
5: 10GbEポートのみiSCSI TLVをサポート
※注意: 上記で未対応となっている機能に、ソフトウェアアップデートを予定 

セレクトネットワークアダプタの採用により、NPARやSR-IOVといった仮想化向け拡張機能もご利用いただけます。これまでマザーボードに固定されていた単一のLOMが、パワフルな最先端のサーバーI/Oアプローチを取り入れることが可能になったことは、お客様にとって投資を無駄にしない納得の選択となると考えています。

デルは今後も、「テクノロジーの進化」に対応しつつ、「標準的なテクノロジー」を採用すべく、セレクトネットワークアダプタに投資し続け、拡充を図っていきます。

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